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体操着

体操着のゼッケンの付け方には、ミシン・手縫い・スナップボタンなどの方法があります。しかし、裁縫に慣れていないと、どのようにゼッケンを付ければよいかわからない方も多いのではないでしょうか。

こちらでは、具体的なゼッケンの付け方やポイントを解説します。綺麗な仕上がりになるよう、縫い方の基本を確認してみてください。

体操着にゼッケンを付ける方法

体操着にゼッケン付ける方法

体操着にゼッケンを付ける方法は、主に以下の3つです。

  1. ミシンを使う
  2. 手縫いする
  3. スナップボタンで付ける

取り入れやすい方法を選択すれば、ゼッケンの取り付けも苦ではなくなります。こちらでは、各方法の特徴を解説しますので、参考にしてみてください。

1.ミシンを使う

ミシンの魅力は、仕上がりのスピードです。手縫いに慣れていない場合、糸通しから縫製が完了するまで時間がかかるため、作業を面倒に感じるかもしれません。ミシンなら一度スタートすればあっという間に縫い上がるため、余計な時間をかけずに済みます。

また、仕上がりの美しさもミシンの魅力です。同じ動作を正確に繰り返すため、手縫いと比べて簡単に均等な縫い目に仕上げられます。

ただし、小回りが効きづらいため、狭い範囲の縫製であれば手縫いの方が早く終わる可能性があります。その他、布地の質感や厚みによって針などの変更が必要な点にも注意が必要です。

2.手縫いする

手縫いは、糸と針さえあればすぐに縫製を始められる点がメリットです。
頻繁に縫製を行わない場合、ミシンを購入しても活用しきれなかったり、保管場所を取ったりする事態が考えられます。手縫いならコストがかからず保管場所を取らないことに加え、シンプルな道具で手軽に縫製を始められるでしょう。

一方で、ミシンよりも時間がかかってしまう点が手縫いのデメリットです。
また、手縫いに慣れていないとステッチが乱れ、綺麗な仕上がりにならない場合もあります。

3.スナップボタンで付ける

スナップボタンとは、凹凸でひと組になるボタンのことです。ボタンホールがなく、指で押し付けてボタン同士を留めます。
ボタンを縫い付けるだけでよいため、ゼッケン全体を縫わないで済ませたい場合に最適の方法です。

スナップボタンには、縫い付けタイプと打ち具を使って留めるカシメタイプの2種類があります。
カシメタイプは強度が高く、付け外しを繰り返しても取れにくいのが特徴です。

ただし、特別な道具を揃える必要があり、準備に手間がかかります。

縫い付けタイプはカシメタイプと比べて強度は落ちますが、針と糸があれば取り付けられるため、手軽にゼッケンを付けたい場合におすすめです。

ゼッケンの付け方(手縫い)

ゼッケンの付け方(手縫い)

手縫いをする前に準備をするものは、以下のとおりです。

  • 縫い針
  • まち針
  • 縫い糸
  • ゼッケン
  • 体操着

また、縫い方にも3つの種類があります。

  1. たてまつり縫い
  2. なみ縫い
  3.  ぐし縫い

それぞれの縫い方によって特徴が異なるため、やりやすい方法でゼッケンを取り付けていきましょう。

1.たてまつり縫い

たてまつり縫いとは、布端に対して直角に針目が見える縫い方です。
強度が高く、繰り返し洗濯をしても外れにくいためゼッケンを取り付けるのに適しています。

まずは、体操着にゼッケンをあてて縫い付ける位置を決めてください。下の方だと体操着をズボンの中に入れたときにゼッケンが隠れてしまうことがあるため、上の方に取り付けるのがおすすめです。

位置が決まったらアイロンでシワを伸ばし、体操着の間に紙を一枚入れておきます。紙を挟んでおくことで、下の布を一緒に縫ってしまうのを防ぐのがポイントです。
続いて、まち針やスティックのりなどでゼッケンを仮止めしておきます。

準備が整ったら、たてまつり縫いを始めましょう。基本的な縫い方は以下のとおりです。

【縫い方】
1. 1本取りにした糸を針穴に通し、長い方の糸の先端を玉結びにする
2. ゼッケンの裏側から表に針を通す(縫い始めはゼッケンの角にする)
3. 針を出した位置の真上に針を刺し、やや斜め左下に1cmほどの間隔を空けて裏から表に針を出す
4. なるべく縫い目の間隔が均一になるように2〜3を繰り返す
5. 四方を縫い終えたら玉留めをして糸を切る
6. アイロンをかけて縫い目を整える

2.なみ縫い

なみ縫いは、最も基本的な縫い方の1つです。
初心者でも簡単にできるため、手縫いに慣れていない方はなみ縫いから始めるのもよいでしょう。
また、縫い目がきつくなりすぎず、いろいろな布に対応できるのもなみ縫いの特徴です。

縫う前の準備は、たてまつり縫いの場合と変わりません。基本的な縫い方は以下のとおりです。

【縫い方】
1. 1本取りにした糸を針穴に通し、長い方の糸の先端を玉結びにする
2. ゼッケンの裏側から表に針を通す(縫い始めはゼッケンの角にする)
3. 5mmほど空けたところに針を刺す
4. 布の裏面に針を通し、5mmほどの幅で表に出す
5. 同じ間隔になるように意識しながら表・裏・表・裏と針で布をすくうように交互に動かしながら縫い進める
6. 10cmほど縫い進めたら糸を引き抜き、布のたるみを整える
7. 5〜6を繰り返しながらゼッケンの四方を縫う
8. 縫い終わったら玉留めし、アイロンをかけて縫い目を整える

 3.ぐし縫い

ぐし縫いの縫い方は、なみ縫いと同じ手順ですが、糸を通す間隔に違いがあります。
なみ縫いは5mmほどの間隔でしたが、ぐし縫いは2mmほどの間隔なので、より細かな縫い目になるのが特徴です。
間隔が狭い分、なみ縫いよりも強度が高く、綺麗な仕上がりになります。基本的な手順は以下のとおりです。

【縫い方】
1. 1本取りにした糸を針穴に通し、長い方の糸の先端を玉結びにする
2. ゼッケンの裏側から表に針を通す(縫い始めはゼッケンの角にする)
3. 2mmほど空けたところに針を刺す
4. 布の裏面に針を通し、2mmほどの幅で表に出す
5. 同じ間隔になるように意識しながら表・裏・表・裏と針で布をすくうように交互に動かしながら縫い進める
6. 10cmほど縫い進めたら糸を引き抜き、布のたるみを整える
7. 5〜6を繰り返しながらゼッケンの四方を縫う
8. 縫い終わったら玉留めし、アイロンをかけて縫い目を整える

ゼッケンの付け方(ミシン)

ゼッケンの付け方(ミシン)

続いて、ミシンを使ったゼッケンの付け方をご紹介します。必要な道具は、以下のとおりです。

  • ミシン
  • マスキングテープ

簡単にゼッケンを取り付けるポイントも解説しますので、参考にしてみてください。

マスキングテープを使って固定する

ミシンを使って縫い付ける場合、マスキングテープでゼッケンを固定するのがおすすめです。
マスキングテープがガイド代わりになるため、まち針よりもスムーズにミシンを使えます。

マスキングテープは、ゼッケンのギリギリ外側に貼り付けるのがポイントです。内側に貼り付けると縫い目も内側に寄ってしまうため注意してください。

基本的な縫い方の手順は、以下のとおりです。

【縫い方】
1. ゼッケンを取り付ける位置を決めたら、四方をマスキングテープで留める
2. マスキングテープの内側をミシンで縫う
3. 四方を縫い終えたら完成

ミシン針をニット針にする

ミシンは、布地に合わせて針を変える必要があります。
伸縮性のある体操着の場合、ミシン針をニット針にするのがおすすめです。
ニット針は先端が丸みを帯びているため、伸縮性のある布地を傷めることなく縫い付けられます。

体操着の布地を確かめたうえで、最適な針を使うようにしましょう。

ゼッケンの付け方(スナップボタン)

ゼッケンの付け方(スナップボタン)

ここからは、スナップボタンを使ったゼッケンの付け方をご紹介します。必要な道具は以下のとおりです。

  • 縫い針
  • 縫い糸
  • 布用マーカー
  • スナップボタン

基本的な取り付け方をチェックして、ゼッケンの縫製に役立ててみてください。

凹凸パーツの付け方に気を付ける

スナップボタンを使うときに気を付けておきたいのが凹凸パーツの付け方です。
体操着には凹パーツ、ゼッケンには凸パーツを取り付けましょう。それぞれの縫い方は以下のとおりです。

【凸パーツの縫い方】
1. ゼッケンの四隅に凸パーツを置き、位置が決まったらボタンの中央と外側に布用マーカーで印をつける
2. 糸を玉結びにしたら、中央の印に針を入れ、外側の印から出す
3. スナップボタンをまち針で留める
4. ボタンの外側からゼッケンに針を入れ、ボタンの穴から出す
5. 糸を完全に引く前に輪の状態で止めておく
6. 輪の中に糸をくぐらせて引く
7. 縫い目のすぐ隣に針を刺し、ボタンの穴から出す
8. 穴の大きさに合わせて、4〜6を繰り返す
9. 全てのボタンの穴を縫い付けて玉留めをしたら完成

【凹パーツの縫い方】
1. 凸パーツを取り付けたゼッケンを体操着に押し付け、跡を付けて位置を決める
2. 位置が決まったらボタンを置き、ボタンの中央と外側に布用マーカーで印を付ける
3. 凸パーツと同様の縫い方で縫い付ける
4. 全てのボタンの穴を縫い付けて玉留めをしたら完成

 スナップボタンの選び方

スナップボタンには、1cm未満から1.5cm以上まで大小さまざまなサイズがあります。
大きなサイズのスナップボタンはしっかり留まる一方で、縫った箇所の布が引っ張られて生地が痛みやすくなります。

そのため、薄手の布地には小さめのボタン、厚めの布地には大きめのボタンを選ぶとよいでしょう。

色んな方法を試してゼッケン付けを楽しくしよう!

裁縫道具

ゼッケンの付け方には、手縫いやミシン、スナップボタンなどの方法があります。いろいろな方法を試して、楽しくゼッケン付けをしてみてはいかがでしょうか。

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